ボクシングの練習法

サンドバッグ

現在、格闘技の中でもボクシングが人気となっており本格的な実践を目的としている方や、ダイエットを目的として行う若い女性も増え続けています。上達する為には、シャドーボクシングが重要な練習法となります。相手を仮想して見立てパンチを繰り返す実践をイメージした練習法です。もちろんの事ですが、パンチを打ち込むだけではなくガードも重要でディフェンスやフットワークを使った動き回る事も必要となります。

格闘技は攻めと防御の両方が重要で、どちらも怠る事が出来ません。シャドーボクシングでは攻撃とディフェンスも共に、すべての技術に繋がります。新しい技術や苦手な相手を想像し繰り返しイメージする事で、実践に役にたちます。また、準備運動としても十分に効力があり体を温め怪我の予防にもなります。実際に行う際には、フットワークを鏡を見ながら確認し、基本フォームが崩れていないかチェックしながらジャブやストレートを出し、ガードの下がりにも注意します。他のトレーニングと同様に3分間に1分間のインターバルを入れ数ラウンドを繰り返す様にします。

実践をイメージして行いますが、コーナーに追い詰められたらどうやって抜け出すとか実戦感覚を上達させる事が出来る練習です。

センスを磨くためのミット練習

サンドバッグ

自分は筋力には自信があるけれど、動く的を狙ってパンチするのが苦手なので、ボクシングは向いていないと思い込んでいる人も多いです。そんな思い込みをしている人に最適なのが、ミットを使って動く的を狙う練習で、短期間で格闘技のセンスを磨く事も夢ではありません。柔道やレスリングなどの格闘技も、動き相手を狙う必要がある競技だからこそ、ボクシングのミット打ち練習が役に立つ場合もあります。

動く的を狙い打つ練習を続ける事によって、かなりの速度で動く相手と戦ったとしても、冷静に狙いを定めて対処をする事が可能です。

エクササイズとしての効果も十分にあるために、格闘技を本格的に始める予定はないと考える人でも、ダイエット目的でミット打ちを練習している事も珍しくありません。ただ動く的を狙うだけでなく、身体の捻りを加えたパンチの打ち方の練習にもなるからこそ、何度も練習を続けていく事が重要です。

身体を捻る動作を繰り返しているだけで、腹筋を大きく鍛え上げる事も可能ですから、腹部の脂肪を減らしたいと考える方々にも向いています。何度もパンチを繰り返しているだけで、ストレス発散になるという理由で、ボクシングの練習を始めたという人も増加中です。