参加が容易なこともある格闘技

ボクシングや相撲、柔道以外のもので、日本で知名度が高い格闘技はレスリングです。多くの選手が活躍し、世界選手権やオリンピックの種目にも選ばれており、新聞やテレビでの報道も多くなされています。世界選手権やオリンピック種目に選ばれている、ボクシングや柔道といった多くの格闘技は、プロプレーヤーの参加を許可していません。しかし、レスリングの場合は、プロの参加を許可しています。

プロレスリングは、格闘技としてではなく、ショースポーツとしての要素が強く、凶器による攻撃や反則などを行い、お客さんを盛り上げることがあります。しかし、選手の実力は高いことが多く、オリンピックメダリストや国体優勝者なども、選手として活躍しています。また、興行の日数も多く、様々な地方都市や、場合によっては過疎地でも、試合が行われ、地域経済の活性化の役に立っています。

プロでも、レスリングの場合では、公式試合への参入が認められています。プロ選手がオリンピックや世界選手権に参加したこともあり、有名選手が出場するということで、ファンの間では話題になりました。格闘技関連では、必要とされる技術レベルが高いということもありますが、閉鎖的なことがよくあります。選手の出場を容易にすることが、格闘技の復興の手助けになる可能性があります。

黒帯