ボクシングは開場から盛り上がる

バンテージ

格闘技として有名なのが、拳のみで戦うボクシングと、国の代表同士が戦う国際試合もある柔道とレスリングの3つです。どれも己の限界に挑戦する素晴らしい格闘技ですが、開場から盛り上げてくれる点ではボクシングが群を抜いています。

ボクシングは、他の2つに比べて興行としての色が濃く、チケットを買ってもらって、試合を見てもらうことが目的です。最小限の装備だけで直接殴り合うという、極めてシンプルで、しかも遠くから見ても分かりやすい内容だけに、開場してからずっと自分の席で試合を見る方も少なくありません。主催する側も場を盛り上げるべく、選手の入場では派手な演出を行いますし、試合の順序も一番最後に注目度が高い試合を入れています。

ラストの試合はメインイベントとも呼ばれており、世界戦などの勝敗によってランキングが大きく変わる内容が多く見られます。

柔道とレスリングが対戦相手と組み合って、所定の条件を満たした時点でポイントが加算されていくのに対して、殴り倒した方が勝者という構図です。既定のラウンドを全て終了して、その時点でお互いに立っていた場合は判定になりますが、その場合でも各ラウンドで優勢だった方に高いポイントをつけていき、複数のスタッフの判断によって勝者が決まります。

ボクシングのチケットの値段は、当日の興行そのものの値段だから、長時間たっぷり楽しめてお得です。