ボクシングに無くて柔道にあるけが

ボクサー

格闘技といえば、ボクシング・柔道・レスリングが上げられます。その内、ボクシングになくて柔道にあるけが、といえば、特に脱臼が上げられます。

ボクシングの場合、打撲やそれに伴う内出血、もしくは内部損傷などが上げられ、しばしば重症化する場合が見受けられますが、柔道の場合は打撲や内部損傷はあまり見られません。勿論、格闘技であればある程度のけがは覚悟しなければなりませんが、柔道には受け身という項目があるため、ある程度リスクは軽減できると言えるでしょう。

しかし、問題は技のカテゴリーにある寝技、特に関節技による脱臼です。これについてはある程度のリスクが考えられます。また、受け身を正しく取ることにより投げ技の際の脱臼リスクは軽減させることは可能ですが、丸っきりならないとも言い切れません。

打ち込みなどの練習の段階では、正しく取り組めば殆ど考えられませんが、試合になれば相手も自分も共に本気で相対するため、イレギュラーが起こる可能性が考えられます。

また、脱臼その他のけがのリスクは指導者の質によっても上下するため、逆に指導者のスキル不足により、練習の段階でも脱臼や骨折、重症例では頸部損傷などが発生する可能性が考えられます。特にこの指導者の質の悪さについては義務教育の授業において顕著に診られるため、注意が必要です。